初診日の基本的な考え方

 

障害年金を考える場合、

まずは、この「初診日」というものが、大変重要になってきます。

 

初診日に加入していた年金制度により、該当する障害年金の種類(国民年金or厚生年金)が違ってきたり、この日を基準に保険料の納付要件を判断します。

 

初診日の考え方は、障害年金独特の考え方です。

細心の注意を払ってください。

 

初診日の考え方

1.初めて診療を受けた日
2.同一傷病で転医があった場合には、一番初めに医師の診療を受けた日
3.同一傷病で治癒し、再発している場合は、再度発症し診療を受けた日
4.誤診があり、以後正確な病名の確定日ではなく、誤診の診断を受けた日
5.因果関係がある傷病がある時は、最初の傷病の初診日

※この様に、ご自身の判断で「この日だ!」と思っても、年金法上の特殊な取り扱いが多々ございます。

 

 

上記を踏まえて、以下の事例では、どこが初診日になるでしょうか?


鈴木さんの「精神疾患についての初診日」は、いつになるのでしょう?

現在50歳の鈴木さんは、重度の精神疾患を患いB病院の精神科に通院しています。

現在受診中のB病院の精神科に通院する少し前に、突然気分が悪くなり、A病院の内科を受診しました。当時のA病院の内科の医師による診断結果は、「不眠症」とのことでした。

今後、鈴木さんは、現在の精神疾患で、障害年金の請求を考えています。

 


初めて「A病院の内科を受診した日」になる可能性が高い。
 

一見、現在の症状とA病院での受診結果は、関係がないように思えます。

しかしそこには、現在の精神疾患との因果関係があるのかもしれないのです。因果関係が「アリ」という事になれば、初診日は”A病院の内科”になる場合があります。

 


初診日の違いにより、その後の手続きや対象となる年金制度に違いがでるなど、初診日は、大変重要な日です。

 

今までの経緯(他病院への通院歴や、その時の診断結果)などを踏まえて、初診日について、よく検討をするのが賢明な判断です。まずは、そこから始めていきましょう。

  

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